投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 30 日 09:24:23:
総務省が30日発表した労働力調査(速報)によると、10月の完全失業率(季節調整値)は前月より0・1ポイント高い5・4%となり、2か月連続で過去最悪の記録を更新した。総務省では厳しい景気情勢に加え、米同時テロと狂牛病による消費減退なども影響したとみている。
男性の完全失業率は過去最高の5・8%となり、前月に比べ0・4ポイントも上昇した。女性では0・4ポイント低下し4・8%だった。
完全失業者は352万人と前年同月比で38万人(12・1%)増えた。前年同月比の増加は7か月連続。
倒産やリストラなど勤め先の都合による非自発的失業者は、前年同月比16万人増の114万人で、8月に増加に転じて以来、3か月連続で増えた。増加分の8割を男性が占め、うち45―54歳の男性が7万人増と目立っている。
自己都合による自発的失業者は前年同月に比べ20万人多い122万人。自発的失業の対前年増加分の7割は男性で、うち25―34歳が7万人増と目立っている。
厚生労働省が同日発表した有効求人倍率(季節調整値)も、9月より0・02ポイント低い0・55倍となった。
(11月30日08:35)