投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 12 日 12:03:00:
あさひ銀行は12日、米国投資銀行のゴールドマン・サックスと不良債権処理について業務提携することに基本合意した、と発表した。ゴールドマン・サックスが設立する債権購入会社にあさひ銀行が出資し、同行と関連会社が保有する不良債権を債権購入会社に売却する。
同行の「破たん懸念先」以下の不良債権は01年3月末で約8000億円。このうち2000〜3000億円を債権購入会社を通じて処理し、残りは整理回収機構などを活用する。同行は、不良債権処理のノウハウが豊富なゴールドマンと提携することにより、最終処理のスピードアップを図りたいという。
また、同行とゴールドマン・サックスは合弁で企業再生と債権回収を受諾する債権回収会社(サービサー)を設立し、不良債権処理と同時に取引先企業の再建も目指したいとしている。 【川口雅浩】