投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 28 日 20:58:26:
(回答先: 大手銀行の不良債権処理見込みは想定の範囲内、来期が正念場に=R&I[東京28日ロイター] 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 28 日 17:06:23)
米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は28日、主要邦銀11行と農林中央金庫の格付けを引き下げる方向で見直すと発表した。景気後退懸念が一段と強まっているため今後1,2年は従来の予測より多額の不良債権処理費用を負担する可能性が大きいと判断した。
見直し対象はみずほフィナンシャルグループ、UFJグループ、三菱東京フィナンシャル・グループ、三井住友銀行の四大グループ各行と住友信託銀行、農林中金の長期格付け。うち住友信託と東洋信託銀行は短期格付けも対象とした。あさひ銀行、大和銀行、中央三井信託銀行は今回の見直し対象からは外れている。
各行とも回収に注意を要する「要注意先債権」を多く抱える中で、融資先の財務状態の悪化が加速する危険性があると指摘。総じて収益力が弱く、自己資本比率が低いため「不良債権処理費用の負担が困難な課題になる」としている。