投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 28 日 17:14:15:
二十八日の東京株式市場は、米大手格付け会社の日本国債格下げなどを嫌気してほぼ全面安の展開となった。平均株価の終値は前日比三二四円○八銭安の一万○六二四円八一銭と大幅続落した。東証一部の全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)も同二六・三○ポイント安の一○五三・二九と続落。出来高は七億七百三十一万株だった。
前日のニューヨーク市場安を映して、寄り付きからハイテク銘柄が売られた上、新潟鉄工所の経営破たんの影響で信用不安が広がり、銀行株などに売り物がかさんだ。さらに、米格付け会社、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が日本国債を「AAプラス」から「AA」に引き下げると発表したのをきっかけに売りが加速。東証一部の値下がり銘柄数は、全体の八割近い千百七十に上った。