投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 12 日 11:25:30:
大和総研投資調査部長中野充弘氏●世界各国との比較で日本株の動きは弱い。そこには銀行株の下落が響いている。銀行株安は、日本景気の先行きへの警戒感が強まり、銀行への”荒療治”は避けられないとの見方に起因している。仮にもう一度公的資金を注入されるなら、株主責任も含む厳しい経営責任を問われる方向が予想される。また、今月26日の銀行決算を前に非効率企業の淘汰が進む可能性もあり、神経質な動きが続くだろう。ハイテク株は比較的堅調だが、為替市場の円高の動きを考慮すると楽観できない状況にあるだろう。前週の決算発表で好内容が明らかになった薬品株など景気抵抗力の強い企業に引き続き注目したい。