投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 28 日 10:03:35:
(回答先: ロイズ・オブ・ロンドン、保険金支払いのためメンバーに追加資金の拠出を要請へ[ロンドン27日ロイター] 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 28 日 09:54:40)
【ロンドン27日=小平龍四郎】
英ロイズ保険組合は27日、9月11日の米同時テロ被害に関する保険金支払額が当初見込み額より46%多い19億ポンド(約3300億円、1ポンド=175円)になりそうだと発表した。日本の損害保険会社も相次ぎテロ被害に関する支払額を大幅に上方修正しており、世界の保険業界に対する不透明感が一段と強まっている。
ロイズが上方修正した金額は別会社に再保険をかけている部分を除いた数字。同組合は、再保険による回収見込み額を含めた総支払額が57億ポンド(約1兆円)に達するとも発表し、再保険の比重の大きさを示した。
上方修正の主な要因は、世界貿易センタービル周辺の建物被害が拡大したことや、ロイズが引き受けている他社の再保険金が膨らんだこと。保険業界では「テロで業務が滞った企業に損失を補償するビジネス中断保険の支払額を確定するには2-3年かかる」(ロイズの有力引受業者)とされ、支払額がさらに膨らむ可能性がある。