投稿者 sanetomi 日時 2001 年 11 月 27 日 17:44:42:
福田康夫官房長官は27日午後の記者会見で、政治家の株取引について「私もいいんじゃないかと思う。透明性が確保されるという前提において」と賛意を示した。塩川正十郎財務相が同日午前、閣僚に対して政治家の株取引を容認するよう求める発言をしたと伝えられたが、官房長官はこの発言について、政治家や閣僚が株取引を自粛していることは株に対する印象が悪くなる、との問題意識が背景にあることを説明。「(一般投資家に)なじんでもらおうという趣旨で話された」と述べた。
ただ同時に「やる、と決めたわけではない」とも述べ、今後解禁に向けて検討を始めることを示した。検討は「内閣官房でやるのだろう」とし、国民の意見も踏まえて「総合判断して決める」意向も示した。政治家の株取引はリクルート事件でのインサイダー取引を踏まえて現状では「自粛」扱いになっている。官房長官は「日本で自粛は禁止みたいな話」とし、取引を申し立てるなど透明性の確保を条件に容認する考えを示した。