投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 26 日 18:09:24:
中央三井信託銀行は26日、2001年9月中間決算を発表し、連結最終損益が373億円の赤字となった。株式相場の下落に伴い731億円の減損処理を実施したほか不良債権処理損失が単体ベースで629億円に膨らんだことが主な要因。中間期の配当は見送り、期末に一本化して配当する予定。また2002年6月の定例株主総会で、法定準備金を980億円程度取り崩すことを決めることを明らかにした。
2002年3月期は、連結最終損益が2200億円の赤字になる見通し。年間の不良債権処理損失は1300億円を見込んでいる。金融庁による特別検査の結果も織り込んだ数字だという。
公的資金による資本再注入の可能性について、同日会見した古沢社長は「投入は必要ない」と強調。不良債権処理については「これまでも不良債権処理はかなり前倒しに実施してきた」と述べ、「その延長上で処理していく」と話した。