投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 25 日 13:13:53:
竹中平蔵経済財政担当相は25日、NHKの討論番組に出演し、1990年以降、日本経済の実力としての潜在成長力は0〜0.5%程度にまで落ち込んでいるとした上で、「景気が悪い時には実力を下回ることは甘受しなくてはいけない」と述べ、12月中旬に示す来年度の政府経済見通しをマイナス成長にする考えを示唆した。政府が当初から成長率見通しをマイナスとするのは初めて。
また、具体的な検討の始まった今年度の2次補正予算の景気浮揚効果について、「1年程度で見ると、国内総生産(GDP)を0.8〜0.9%押し上げる効果があり、景気のスパイラル的な悪化を阻止するにはかなりの効果が期待できる」との認識を示した。その上で、構造改革が進展すれば、「成長率は2%程度にまで上がっていく」と述べた。