投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 23 日 17:36:38:
内閣府が22日にまとめた「日本の青少年の生活と意識に関する基本調査」で、日本の将来の見通しについて「悪くなっていく」と答えた人が青少年の各年齢層で高く、特に22-24歳では51.5%にのぼり、青少年の意識に景気低迷や雇用情勢の悪化が大きく影響していることが明らかとなった。調査は9歳から24歳までの青少年6000人を対象に、昨年9月に面接方式で実施。青少年を小学4-6年生、中学生、15-17歳、18-21歳、22-24歳の5つの年齢層に分けて調査した。有効回収率は65.8%。
日本社会の問題点を複数回答で尋ねたところ「就職難」が全年齢層で1位を占め、また前回は上位5項目に入らなかった「失業の多さ」も各年齢層で上位4項目に入るなど、全体的に悲観的な社会像が目立っている。未就業の青少年が就職を希望する職種として、例示職種にない「その他の仕事」を選ぶ人や「就職する意志はない」とする人が前回よりも増え、15-17歳で計9.8%(前回は4.7%)、18-21歳で10.4%(同5.6%)、22-24歳では19.4%(同8.9%)となっている。