投稿者 あっしら 日時 2001 年 11 月 22 日 22:35:22:
本年度のマイナス成長が確実で、このままいけば、来年度もマイナス成長という見通し。
小泉政権や与党グループは、「2年続けてのマイナス成長は避けなければならない」と叫んで、補正予算や15ヶ月予算を画策している。
しかし、来年度をマイナス成長にしたくなければ、今年は財政出動をしないほうがいいのは自明だ。
なんといっても、比較対象の分母が小さくて済むのだから。
供給力過剰という状況を不良企業の“市場からの退出”で解消したいと思っているのならなおさらだだろう。今年追加の財政出動すれば、来年、プラスもしくは0成長を遂げようと思えば、より多くの財政出動をしなければならない。
補正予算は、失業者の生活保証に必要な金額のみ用意すればよい。
小泉政権の経済政策は、公言している目的に対してことごとく矛盾したものである。
金のばらまきしか考えていないというのが本音なんだろうけど。