投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 22 日 12:30:28:
22日の株式市場は、軟調な展開となっている。引け後にUFJの決算発表を控えているほか、週明けには残りのメガバンク3行が決算を発表するため、様子見ムードが強まっている。また、明日から3連休となることも手控え要因となっている。取引開始前に大成火災が会社更生法を申請したと報じられているが、相場全体への影響は軽微のようだ。午前の平均株価の終値は、前日比127.25円安の1万533.83円(出来高概算3億3000万株)。
大成火災の破たん報道を受けて、損保株は軒並み安となっている。特に大成火災と来年4月に経営統合を予定していた安田火災、日産火災の下げがきつい。また、大成火災が上位株主となっている古河機金も大幅安となっている。業績予想を大幅に下方修正した平和も安い。一方、サンケン電はストップ高買い気配で寄り付いていない。低コストの青色LEDを開発したとの報道が好感されているようだ。また、日亜化学の特許に抵触しない見通しとされていることも買い安心感につながっているとみられる。