投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 11 日 16:59:35:
航空最大手の日本航空と3位の日本エアシステムが経営統合することで基本合意したことが10日、明らかになった。2002年秋にも持ち株会社を設立し、両社が傘下に入る方向で最終調整している。新会社は国内線で48%のシェアを確保、全日本空輸との2強体制となる。国内線で安定した収益基盤を固め、国際線で攻勢をかける体制を整える。世界的な航空再編が進むなか、日本では1971年に合併で東亜国内航空(現日本エア)が発足して以来の企業統合となる。
日航の兼子勲社長、日本エアの船曳寛真社長と日本エアの筆頭株主の東京急行電鉄首脳が、年内の最終合意を目指して会合を重ねてきた。すでに守秘義務契約を結び、細部を詰めている。来年6月に開く日航と日本エアの定時株主総会で決議し、来年秋にも統合する方針だ。持ち株会社を新たに設立し、新会社の株式を両社の株式と交換する方式が有力。新会社の代表取締役には兼子、船曳両社長が就任すると見られる。新会社は連結売上高が2兆円(2001年3月期ベース)、従業員数が5万人を超え、ともに全日空を6-7割上回る。