投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 21 日 16:52:42:
225平均株価は反発。85.46円高の1万661.08円(出来高概算7億4000万株)で取引を終了。昨晩のNY市場で半導体関連銘柄を中心に利益確定売りが先行したことを背景に、NEC、富士通など半導体株が続落となった。また、ソニー、アドバン、東エレクなど指数寄与度の高い値がさハイテクやNTT、NTTドコモなど通信株も売り先行で始まったことにより、本日の東京市場は続落して始まり、225平均は一時10500円を割り込む場面を見せた。しかし、その後はあさひ銀の不良債権処理に伴う大幅最終赤字を背景に、メガバンクが軒並み上昇。これに年金資金の買いや指数上昇によるインデックス買いから、225平均は上昇ピッチを強め、さらに昼の市場外で買い決めのバスケットが入ったことため、225平均は10789円まで一気に上昇した。ただ、その後はS&Pの国債格下げ示唆が伝わると、全般伸び悩みとなり225平均も10650円を中心としたレンジ相場となった。
ソニー、アドバンがプラスに転じたほか、メガバンクも軒並み反発。薬品セクターや電力株などのディフェンシブ銘柄も堅調に推移した。半面、NECなど半導体株が終日軟調に推移したほか、日産、ホンダなど自動車セクターがまちまち。NTTなど通信株もさえない。個別では、2頭目の狂牛病に感染した牛が見つかったと伝えられたことから、同関連銘柄が乱高下となっている。