投稿者 sanetomi 日時 2001 年 11 月 21 日 03:23:33:
安田生命保険が28日に発表する9月中間報告で、事業会社の当期利益にあたる半期収支残高が数十億円の赤字となることが20日、明らかになった。大手生保が中間報告や本決算で赤字転落するのは異例。
安田生命は保有する銀行株の下落が著しく、株式の評価損が財務体質を悪化させた。9月中間報告では保有株式の益出しなど収益のかさあげを見送るが、02年3月期決算では黒字を確保する見通し。すでに実施した基金調達などで、健全性を示す支払い余力(ソルベンシーマージン)比率は500%台の後半を確保する見通しで、健全性の目安となる200%を上回ることになる。
中間報告は事業会社の中間決算に相当するが、契約者への配当は3月期決算の1回のため、配当などには直接影響しない。 【増田博樹】