投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 20 日 21:22:00:
政府の経済財政諮問会議(議長・小泉純一郎首相)は20日の集中審議で、デフレの進行に歯止めをかけるため、政府と日銀が政策協調を強化することで基本的に一致した。具体的には内閣府、財務省など関係省庁と日銀で新たに定期協議の場を設け、具体的なデフレ対策の枠組みを検討する。その一環として、税制改革や競争政策についても諮問会議で議論を始める方針も確認した。
同日の集中審議は物価が持続的に下落するデフレ問題と不良債権問題を重点的に協議した。デフレへの取り組みでは「総合的な政策パッケージをつくる必要がある」との認識で一致。政府側は内閣府や財務省、金融庁など関係省庁と日銀の局長・審議官級で構成する定期協議を開き、政府と日銀が連携して政策を実行できる態勢を整えるべきだと提案した。また「デフレ解消策の根幹は経済活性化に向けた構造改革だ」として、税制改革や競争政策の重要性を指摘する声も相次いだ。