投稿者 sanetomi 日時 2001 年 11 月 20 日 21:01:33:
回答先: 天下り受け入れ35%・公益法人白書 (日経新聞) 投稿者 sanetomi 日時 2001 年 11 月 20 日 18:29:54:
片山総務相は20日の閣議に2001年度公益法人に関する年次報告(公益法人白書)を提出した。昨年10月現在の国所管の公益法人の理事で、国家公務員出身者は6134人となった。前年に比べ22人増となっており、公益法人が天下りの受け皿となっている実態を示している。
公益法人は、公益事業のため設立される社団法人または財団法人。昨年の法人数 は2万6264で前年比で0・3%減った。国所管分が7154、都道府県所管分が1万9284法人(国と都道府県の共管分を含む)。
所管官庁出身の理事は、国所管法人で4327人(前年比33人減)、都道府県所管法人で1万3386人(同539人減)とそれぞれ減った。ただ、所管官庁の天下りが全理事の3分の1を超える法人は、財団法人外務精励会(外務省所管)、財団法人人権擁護協力会(法務省所管)、財団法人競馬・農林水産情報衛星通信機構(農水省・旧郵政省共管)など10法人、都道府県で570法人。政府は96年の閣議決定で、所管官庁出身者を3分の一以下に制限するよう定めており、依然、基準が守られていない法人があることが明らかになった。
所管の天下り理事が多かった中央省庁は、農水省(707人)、旧通産省(622人)、旧建設省(481人)の順。