投稿者 sanetomi 日時 2001 年 11 月 20 日 20:46:41:
国土交通省の日本道路公団の民営化案は20日、建設・管理を
民間会社、資産の保有を公的主体の二つに分ける「上下分離案」
に落ち着く情勢になった。同省から民営化案を白紙委任された第三者機関の大勢が、新規の高速道路建設を続けるため固定資産税
などの減免を確実に受けられる方式を支持しているためだ。国交省は道路公団に首都、阪神の両高速道路公団を加えた3公団を統合し、そのまま民営化する案を9月に公表した。22日にまとめる第三者機関の結論を受け、9月の案を支持する扇千景国土交通相と最終調整し、民営化案の変更を図る方針だ。自民党道路調査会も同じ上下分離案を検討しているため、本州四国連絡橋公団を含めた4公団統合を表明した小泉純一郎首相と国交省・自民党道路族との対立に発展しそうな雲行きとなってきた。