投稿者 sanetomi 日時 2001 年 11 月 20 日 18:26:40:
自民、公明、保守の与党3党は20日 午後、国会内での政策責任者会議
で、小泉純一郎首相が2001年度第2次補正予 算編成の検討を表明したことを受けて、財源確保や重点分野
などの検討作業に 着手した。自民党の久間章生政調会長代理が会議終了後、記者団に明らかにし た。
今後の日程について久間氏は、経済財政諮問会議が来週に2002年度予算編 成の基本方針をまとめることか
ら、「来週が山になる」と述べた。
久間氏は同日の会議では「2次補正の考え方と、どういう項目をやるか整 理しようということになった」と説
明。さらに「税制や入り口、出口をどうす るか。経済活動をどう喚起するかということなどを考えなければなら
ない」と 述べ、歳入、歳出を含めて総合的に景気対策を検討する姿勢を示した。
財源について久間氏は、国債発行30兆円枠を超えずに2次補正が組めれば 「それが望ましい」としながら
も、「カネがないなかで、どうやって2次補正を 組めばいいのか。そこが本当に難しい」と強調した。
2次補正予算と2002年度当初予算を合わせて編成する「15カ月予算」に関 して久間氏は、「2002年度の『30兆
円枠』を守れなくなる恐れがあるから、そ こで悩んでいる」と語った。