投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 10 日 21:19:14:
回答先: 朝日生命、新規契約を東京海上の子会社に営業譲渡へ〔読売新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 10 日 13:58:40:
「ミレア保険グループ」の大手生保の朝日生命保険と、東京海上火災保険の100%子会社である東京海上あんしん生命保険は、03年4月をめどに合併する方向で最終調整に入った。合併後の名称は「ミレア生命保険(仮称)」。朝日生命は合併に向け、まず新規契約の募集業務を分離し、あんしん生命に職員を含め営業網を譲渡し、既存契約の管理に特化した後、04年に予定していた株式会社化を前倒しする。ミレアグループはこれにより、経営統合を加速させるとともに、財務体質の改善が課題となっていた朝日生命を支える。
朝日生命は保有契約高84兆円で業界5位。あんしん生命は6兆円で16位。ミレアグループは、生損保の垣根を越えた保険グループを目指して東京海上や朝日生命、中堅損保の日動火災海上保険などが結成。まず、東京海上と日動火災が02年4月に持ち株会社「ミレアホールディングス」傘下で統合した後、相互会社の共栄火災海上保険や朝日生命が株式会社に転換して加わる予定だった。今回の合併で、グループ内生保の再編が完了する。
朝日生命は、当面、あんしん生命への営業譲渡の見返りとしての「のれん代(営業権)」を財務体質強化にあてるほか、保有株4000億〜5000億円の売却や人員削減も併せて進める。
朝日生命は今年4月に発売した個人向けの新商品の販売が好調で、新規契約高は大手生保の中でトップ水準。しかし、今年に入っての急激な株安や、経営不振をめぐる風評被害による解約の増加が経営圧迫要因となっていた。(14:37)