投稿者 sanetomi 日時 2001 年 11 月 10 日 20:16:09:
柳沢伯夫金融担当相は10日、千葉市で開いたタウンミーティング後の記者会見で総務省が2003年の設立を目指している郵政公社への検査について「金融庁の検査部門があたるのが自然だ」と述べた。総務省は「郵政公社が破たんした際には国が郵貯を全額保証するため金融庁の検査は必要ない」と主張しており、今後論議を呼びそうだ。
柳沢金融相は「これから郵貯は自主運用になるので預金者の保護、健全性の確保が新たな課題になる。検査が必要なのは文句なしに言える」と強調した。郵政事業庁には現在、会計検査院や郵政監察による検査が入っている。総務省は郵政公社設立後も現状の検査を維持する方針だが、小泉純一郎首相は公社への金融庁の検査を要求している。