投稿者 sanetomi 日時 2001 年 11 月 18 日 22:25:51:
竹中平蔵経済財政担当相は18日、民放の報道番組に出演し、
来年度の予算編成の基本方針を集中審議する今月の経済財政諮
問会議で本年度第2次補正予算と一体とみる15カ月予算を編成
する可能性を探りたいとの考えを明らかにした。
経財相は2次補正の編成について「可能性は否定しない」と述べた上で「財政の規律も守っていかなければならない。両方とれるような道をこの1、2週間のうちに幅広く議論して模索したい」と指摘。
来年度予算の一部を2次補正として前倒しすることなどで財政赤字の拡大を防ぎながら、景気悪化への一定の歯止め策を検討したい考えだ。
また経財相は別の番組で、現状は物価下落と景気悪化が同時進
行するデフレスパイラルには突入していないとの見方を示し、国債30兆円枠に触れ「何が何でも30兆を守って経済が連鎖的に悪化するのなら、避けねばならない」と述べ、枠の堅持に柔軟な姿勢を示した。