投稿者 sanetomi 日時 2001 年 11 月 17 日 21:53:27:
【ニューヨーク17日=越中秀史】米大手証券メリルリンチは16日付
で日本の個人営業ビジネスの責任者を新たに任命した。観測がくす
ぶっていた日本のリテール業務からの完全撤退を事実上否定した格
好。コスト削減策の一環として募集していた希望退職に従業員の4%
に当たる2600人が応募したことも明らかにした。
メリルはアジア太平洋地区のリテール業務の責任者のレイムンド・
ユー氏が日本のリテール業務の責任者も兼ねる人事を決定。98年
に旧山一証券の店舗と従業員を引き継いで始めた日本のリテール
業務を継続する姿勢を示した。
メリルは先月22日に自主退職した場合の退職金の詳細などを記し
た文書を配布し、希望退職の募集に乗り出した。年初から9月末まで
にすでに6100人削減していたが、今回の追加削減で全体の従業員
は6万3300人にまで減ることになる