投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 17 日 21:49:52:
【ニューヨーク17日=越中秀史】
米大手証券メリルリンチは16日付で日本の個人営業ビジネスの責任者を新たに任命した。観測がくすぶっていた日本のリテール業務からの完全撤退を事実上否定した格好。コスト削減策の一環として募集していた希望退職に従業員の4%に当たる2600人が応募したことも明らかにした。
メリルはアジア太平洋地区のリテール業務の責任者のレイムンド・ユー氏が日本のリテール業務の責任者も兼ねる人事を決定。98年に旧山一証券の店舗と従業員を引き継いで始めた日本のリテール業務を継続する姿勢を示した。
メリルは先月22日に自主退職した場合の退職金の詳細などを記した文書を配布し、希望退職の募集に乗り出した。年初から9月末までにすでに6100人削減していたが、今回の追加削減で全体の従業員は6万3300人にまで減ることになる。