投稿者 sanetomi 日時 2001 年 11 月 16 日 21:08:35:
16日付の産経新聞夕刊は、2002年度 の政府の税収見通しが約47兆6000
億円になることが明らかになったと報じた。 同日午前の自民党税制調査会(相沢英之会長)の顧問会議に財務
省が報告したと いう。政府は来年度の国債発行額を30兆円以下に抑える方針のため、一般会計 予算の規模
は今年度(82兆7000億円)を大きく下回り、80兆円を割り込む可能 性が高まったとしている。
財務省が2月にまとめた中期展望では、2002年度の税収は50兆4000億円。 しかし、同紙によると、定額郵便
貯金の満期による利子課税の減少、法人税の 落ち込みなどで、2兆8000億円のマイナス見通しとなり、政府
は国有地やNT T株などの売却で収入を確保したい考えという。
一方、塩川正十郎財務相は16日午前の閣議後の記者会見で、2002年度税制 改正でのたばこ税増税につい
て、「国民も抵抗なく許してくれるのではないか」 と述べ、前向きな姿勢を示した。発泡酒についても「”増税”で
はなく、ビー ルに比べて不均衡じゃないかという意味において、”訂正”すべきではないかと いうことだ」と述
べ、税率の見直しが必要との考えを示した。