投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 16 日 11:32:43:
厚生労働相の諮問機関である「女性の年金検討会」は2004年の次期年金制度改革に盛り込む女性の年金に関する報告書案を固めた。夫と死別した女性が全く働かないで老後を迎えた場合の遺族年金の給付を抑制し、働いて厚生年金に加入した方が年金が増える仕組みを検討する。パート労働者の厚生年金への加入拡大や給付モデルを共働き夫婦に転換する方針なども打ち出す。主婦やパート労働者の厚生年金への加入を促すことで保険料を負担する年金の「支え手」を拡大し、制度の空洞化を防ぐ。
同検討会は12月に最終報告をまとめる。これを受けて厚生労働省は社会保障審議会年金部会で次期制度改革の具体案の検討に入る。専業主婦の保険料免除制度の是非については意見がまとまらず、現行制度を維持する方向だ。