投稿者 sanetomi 日時 2001 年 11 月 16 日 06:04:05:
日本経済新聞社が15日まとめた今年冬のボーナス調査中間集計(8日時点)によると、直近に冬のボーナス水準を決めた「冬型」企業(29社)の1人当たりの支給額(加重平均)は前年冬の実績比で2.58%減となった。半導体・パソコンなど情報技術(IT)関連企業の業績不振などから景況観が一段と悪化しており、企業は今冬のボーナスを絞り込もうとしている。
全産業の支給額は同3.57%増の78万4339円で、昨冬の0.89%増より伸び率は高くなった。ただ、これは今春闘や今夏ボーナス時に夏冬の水準を一括決定した「夏冬型」企業(305社)が、同3.64%増となったためだ。業種別に見ると、昨冬は0.70%増だった非製造業が今冬は同0.07%減とマイナスに転じた。製造業は現時点では同4.45%増と、昨冬の0.89%増に比べ高くなっている。