投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 14 日 16:26:13:
225平均株価は3日ぶり反発。56.20円高の10086.76円(出来高概算6億8000万株)で取引を終了した。NY市場では、市場心理が好転し、今後の企業業績の早期回復期待などからハイテクセクターが買われ、ダウ、ナスダックともに大幅高となった。これを背景に本日の東京市場は、先物上昇によるインデックス買いからアドバンテスト、京セラ、東京エレクトロン、ソニー、NTTドコモなど指数寄与度の高い銘柄群が買い先行スタートとなり、昨日揃って安値を更新していたメガバンクも反発して始まった。その後225平均はシカゴ先物終値10240円にサヤ寄せし、一時10231円まで上昇した。
しかし、みずほHDがマイナスに転じたほか、あさひ銀、丸紅が100円を割り込むなど、財務内容の悪化を懸念する向きや持ち合い解消売り圧力が強く、更に先物が一時マイナスとなる場面を見せたこともあり、これがインデックス売りにつながり急速に伸び悩む展開となった。先行き不透明感が高まるにつれて、手控えムードが強まる中、大引けは間際の動きは、本日も先物主導のインデックス売買に左右させられる展開となった。主力銘柄が手掛け難い状況下、物色は新興市場などの需給良好な個別材料株中心。