投稿者 sanetomi 日時 2001 年 11 月 13 日 20:17:03:
塩川財務相は、新発国債の平均償還年限を、現在の5年4カ月から、もう少し延ばしたい、と述べた。
衆議院財務金融委員会において、海江田委員(民主)の質問に答えたもの。
塩川財務相は、「できるだけ国債の種別を多様化していきたいと思っている。長期ばかりを発行すると、金利の負担が大きくなるし、消化にも注文がつ
いてくる。ただ、短期化すると、借り換え債のリスクが厚くなってくる。長短合わせて適当な配分をする。配分に十分な注意をしなくてはならない」と述べ
た。
新規国債の平均償還年限について、同相は、「5年以上のところに落ち着いており、現在のところ、安定した国債の保有状況だと思っている」としなが
らも、「少しは長期化すべきだと思って努力している。現在、5年4カ月だが、もう少し、延ばしたいと思っている」と述べた。