投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 08 日 22:52:50:
8日午前の東京株式市場で、日本マクドナルド <2702> が前日比60円(-1.85%)安の終値3,190円で株価は今日で6日続落となった。
株価の下落は、同社が前日7日の取引時間終了後、狂牛病の影響により業績が落ち込んことを理由に2001年12月期決算での営業損益を当初見通しの267億円の黒字から188億円の黒字へと下方修正することを発表したことを受けてのもので、前日にかけては市場の一部で発表は業績見通しの上方修正ではないか、といった結果的に誤った噂が流れていたこともあり今日に入ってから業績見通しの下方修正が確認されたことにより株価は一段安の展開となったものとみられている。
市場関係者からは狂牛病の影響は中期的には解消されるだろうとした上で株価は下げ過ぎといった声なども聞かれる状況となってきたものの、今後、代表的なデフレ商品として一時は脚光を浴びた同社のハンバーグに関しても新鮮さが失われてくるなかで今後同社の業績が一本調子で回復に転じることもまた難しいのではないか、といった指摘も聞かれた。