投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 08 日 17:45:27:
8日の東京株式市場で、あさひ銀行の株価が一時、前日終値比37円安の76円まで急落し、上場以来初めて100円の大台を割り込んだ。市場では急落の原因について「銀行株全体が下げる中で、一部の投機筋による売り崩しの動きが出たため」(大手証券)とする見方が多い。また、大和銀行との経営統合が順調に進むかどうかを疑問視する見方も市場関係者の間にあり、あさひ銀行株は10月下旬からジリジリと値を下げていた。
◆下落は銀行の実態を反映せず…梁瀬頭取◆
あさひ銀行の梁瀬行雄頭取は8日、緊急記者会見し、同行の株価が8日急落したことに関して「下落は短期的なサヤを狙った投機的売買によるもので、当行の実態を反映したものではない」と述べた。大和銀行との経営統合の行方についても「統合協議を精力的に行っている」と説明、計画通り来年3月上旬に大和銀ホールディングスとの統合を実施すると強調した。大和銀行も、同日、あさひ銀との経営統合は「順調に協議を進めている」とのコメントを発表した。
(11月8日13:46)