投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 07 日 10:17:38:
[ニューヨーク6日ロイター]
米格付け機関ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、アルゼンチンが提案した債務借り換え案は、デフォルトに相当するようだ、との見方を示した。
ムーディーズのソブリン格付け担当マネジング・ディレクター、ビンセント・トゥルグリア氏がロイター通信に対して語った。
同氏は、「提示された債務借り換え案はデフォルトを構成する要素を備えている」と述べた。
ただ同氏は、「必ずしも同案は、(即座に)格付けへ影響を及ぼすわけではない」とし、格付けの変更は、同案による損失の程度や借り換え後の新債券の相場動向に左右される、との見方を示した。
ムーディーズは今のところ、アルゼンチンの外貨建て長期債をCaa3、見通しも安定的としており、フィッチやスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)のようにデフォルト相当に格下げしていない。