投稿者 sanetomi 日時 2001 年 11 月 06 日 00:30:40:
自民党の麻生太郎政調会長は5日夕、預金の全額保護措置を廃
止する来年4月のペイオフ解禁について、「地方自治体が(預金分散のため)何十億円単位の金を一挙に引き揚げ、地元銀行は間違いなくつぶれる。県や市が引き揚げたとうわさが広まると、あちこちで取り付け騒ぎが起きる」と述べ、再延期すべきだとの考えを鮮明にした。
同時に再延期を否定する柳沢伯夫金融担当相に対し「(金融当局は不良債権処理に)この3年間何もやりきれなかった。担当相は(金融機関が)良くなっていると言うが、“肉を食っても大丈夫”と言っても(牛肉の消費拡大の)効果が上がらないのと同じで信用されていない」と激しく批判した。党本部で記者団の質問に答えた。 (了)