投稿者 踊る藁人形 日時 2001 年 11 月 04 日 00:39:02:
来春から、多重債務防ぐ
信販・クレジットカード業界は顧客の個人信用情報を来春から消費者金融会社に開放する。消費者金融会社は顧客への融資を決める前に信販会社での利用額などを確認できるようになるため、貸し過ぎを防げる。銀行、信販、消費者金融は業界内で個人信用情報を交換、他業界の情報は基本的に把握できず、多重債務者を生む一因になっていた。業界の枠を超えた情報交換が進めば、個人破産の増加にも歯止めがかかりそうだ。【ほんとぉ?】 |
門戸開放は一定の条件を満たす消費者金融会社に信販業界の個人信用情報のデータベースへの参加を認めるもので、消費者金融側も自社の顧客の名前、借入額などを提供する必要がある。参加第一号は大手消費者金融の三洋信販で、データベースを運営しているシー・アイ・シー(略称CIC、東京新宿)【何者?】が近く加盟を正式に認める。
信販業界の情報開放の背景には、消費者金融会社がクレジットカードの発行や個品割賦など信販分野に相次いで進出していることもある。「クレジット業務に携わるというCICの規約に合っている以上、消費者金融からの加盟陽性を断れない」(大手信販)ためだ。他の大手消費者金融会社も三洋信販に追随する可能性が大きい。
個人破産は昨年だけで二十四万件に達し、今年に入っても造成が続いている。クレジットカードで買い物やキャッシングをして利用限度額を超えた顧客が、消費者金塊者で返済資金を借りているうちに債務が何百万円という過大な規模に膨らんでしまうケースが多い。消費者金融会社が信販業界のデータベースを見られるようになれば、そうした多重債務者の発生を防げる。
個人信用情報のデータベースは銀行、信販、消費者信用会社の業界ごとに分断されており、貸し倒れや長期延滞などの事故情報に限って交流している。個人破産の増加が社会問題になるなかで、消費者金融業界は昨年十二月に「テラネット」という新たなデータベースを設立。クレディセゾンなど一部の信販・カード会社に個人信用情報を提供し始めた。今後は個人信用情報の交流を隔てていた業界の垣根が急速に崩れそうだ。
★コメント
借金漬けの人々の存在が、国民すべての個人情報管理統合への口実にさせられていくようにも見えますね。ひー怖いっ。。
少し前にサラ金業者間の顧客信用情報共有化が決まったと思っていたら、すべての金融個人情報を結ぶ統一情報網への移行が着々と進んでしまっている…。
しかも、サラ金の信販カードで物品購入機能と借金機能を一体化してしまっては、企業や特殊法人などでいうところのモラルハザード、つまり負債創造メカニズムを連想してしまうのでした。
そんな癖こそ、亡国的だと思うけどね。
彼らは、IT個人監視システムによって得られた本人の思考/心理特性のAI解析データをもとに、特に信販カードでの物品購入が多い顧客に対しては有無を言わさぬ個別管理(=「キメの細かいお客様サポート」)下に置いてしまう?
そして欲望が過剰喚起され、際限のない消費・投機中毒の幻想が、カモネギの脳に囁き続けられてゆく…
挙げ句、不意な失業、病気、事故などでたちまち支払いに窮するとしよう、
その思い悩み淀んだ心に間髪を入れず今度はサラ菌が増殖し、トドメの破産へと追い込む営業活動にその個人情報は再度貢献することになる――
この記事によれば、それを大っぴらに可能にするかのようだ。
記事の書き方とは正反対に、個人破産を増加させる効用はあり得ないのか?
こうしてあらゆる罠に自分から溺れ、もしくは追いつめられ、揚げ足をとられ、思考力と財産を自分から放棄させられた破産敗北者は、全能の<め>に見守られながら残りの奴隷人生を当てがわれていくっきゃないか?