投稿者 sanetomi 日時 2001 年 11 月 02 日 16:11:20:
中堅信用組合の大栄信用組合(東京都大田区)、東京富士信用組合(同)、中津川信用組合(岐阜県中津川市)の3信組は2日、自主再建を断念、同日午後に金融庁に預金保険法に基づく破たん処理を申請する方針を固めた。金融庁の破たん認定後、破たん処理を担当する金融整理管財人の派遣が決まる見通し。預金は全額保護される。
3信組の受け皿には東京都や岐阜県内の信組、信用金庫などが名乗りをあげる見込み。都内2信組については営業基盤が隣接している共立信組(東京都大田区)が軸になるとみられる。3信組は2001年3月期の自己資本比率が健全性の目安となる4%を下回るなど、経営が悪化していた。3月末の大栄信組、東京富士信組、中津川信組の預金量はそれぞれ676億円、642億円、258億円。