投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 27 日 10:24:19:
柳沢伯夫金融担当相は28日、大手銀行の頭取や社長を集め不良債権問題で意見交換する。政府・与党内には不良債権予備軍とされる「要注意先債権」などへの銀行の対応は甘いとの不満が根強いだけに、金融相は不良債権問題の早期解決やリストラの徹底などを厳しく注文する見通しだ。
意見交換は6月末以来で2回目。政府の改革工程表などには金融再生を促す政策が盛り込まれたが、公的資金による銀行への資本注入をしなければ不良債権問題の抜本解決は難しいとの声が強まっている。金融相は「公的資金の再注入は当面不要。リストラで収益力を高める必要がある」と繰り返してきた。このため、大手銀トップに直接、反省と奮起を促すことで、臨時国会を乗り切りたいとの思惑があるようだ。