投稿者 sanetomi 日時 2001 年 10 月 31 日 16:23:48:
回答先: 国債発行30兆円枠、経済動向みながら弾力的に対応=山崎自民幹事長[東京31日ロイター] 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 31 日 15:13:26:
自民党の山崎拓幹事長は31日午後、外国報道機関との記者会見で、2002年3月まで実施が延期されているペイオフ解禁の再延期の可能性について「ないと思う」との見解を明らかにした。
小泉政権の構造改革の成果については、「シンボリックになっているのは、RCC(整理回収機構)の機能拡充による不良債権処理促進」と指摘し、そのための法案が「今国会で成立する見通し」と説明した。
30兆円枠、「弾力的対応」の内容は未定
財政構造改革では、2001年度補正予算案が国債発行30兆円の枠内で編成されたと指摘。「国債30兆円枠」に関しては、「小泉(純一郎)首相は今後の景気動向を十分にらみながら弾力的な対応すると言ってきた」としながらも、「弾力的対応の中身は決まっていない」と述べるにとどめた。
山崎氏は、日本経済の立て直しについて、「後半臨時国会で補正予算、株式買取機構設置法案、証券税制改正、RCC機能の強化充実のための法改正に最善を尽くしたい」と強調。12月7日の会期末まで「充実した迅速な審議が必要だ」と述べ、会期内に懸案を処理するには精力的な審議が必要との考えを示した。
さらに同氏は、「もろもろの構造改革は着実に進行中。結果は少し時間がかかる」と指摘。「小泉首相が構造改革に伴う痛みを2−3年は我慢してほしいと訴えている」と述べ、「(だからと言って国民の内閣に対する)支持率は低下せず、暗黙の支持を与えてくれていると思う」と語った。内閣改造問題については、「国会中なので、検討・協議の対象になっていない」と述べた。
自民党は外国報道機関に対する定例記者会見を月3回実施することになり、今回の山崎氏の会見が第1回。2回目からは麻生太郎政調会長と交互に行う予定。