投稿者 sanetomi 日時 2001 年 10 月 29 日 20:53:26:
広瀬経済産業次官は、今年度経済成長率が1%前後のマイナスで、来年度もマイナスなら、日本経済は耐えられないかもしれない、との認識を示した。
定例会見で述べたもの。
広瀬経済産業次官は、“塩川財務相は、来年度予算を80兆円以下に抑える主旨の発言をしているようだが、そうなれば経済成長率にも影響が出ると思うが”との質問に対し、「いろいろな財政面での配慮をして作ったプランの、環境・条件が変わってきた。世界的にも経済が悪くなっているなかで、今年度1%前後のマイナスで、さらに(来年度も)マイナスになってくるようなら、日本の経済は耐えられないかもしれない」と述べた。
また、広瀬次官は、日本経済回復に必要なこととして、「不良債権問題の裏には、企業の過剰な負債がある。選択と集中を産業サイドとしても考える必要がある」と語った。