投稿者 sanetomi 日時 2001 年 9 月 26 日 23:51:18:
米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は26日、日本国債の格付けが「格下げされる可能性が高まった」とするリポートを発表した。米同時テロの影響で世界経済の減速感が強まっていることや、金融機関の不良債権問題に対する政府の取り組みに疑問があることが理由としている。
現在は最上級から2番目の「ダブルAプラス」。リポートは「『ダブルA』格の範囲内」での引き下げの可能性があると指摘、現状から1-2段階の下げに含みを持たせた。S&Pはテロ発生直前の11日、日本国債格付け見通しを「中立」から「弱含み(ネガティブ)」に変更したばかり。その後、「不良債権問題や経営難の企業の再編について政府が効果的な対策をとれないことが鮮明になり、約二週間前に比べて状況は一段と悪くなっている」(小川隆平ディレクター)と指摘している。小川氏は「格下げ時期が従来に比べて早まる可能性も出てきた」としている。
#ホォー、いよいよですか。