投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 26 日 21:54:35:
当社は2001年度中間決算業績予想値の修正発表時において
1.再生3カ年計画「フェニックスプラン」を着実に推進し中間業績見込みについては単体の経常利益は若干計画未達ながら、連結ベースの当期利益では上方修正し、連結純資産も計画以上に増加する見込みであること。
2.連結有利子負債も、中間期で2,600億円削減しており年度計画3,240億円は計画通り実行可能であること。
3.主力銀行はじめ、各金融機関の支援体制は従来通り磐石であり、主力銀行のコミットメントラインにより、キャッシュフローについても全く問題ないこと。
の内容を発表致しました。
よって、当社としては、現在の株価市況については、上記の内容が正当に反映されていないと考えております。
今回、ムーディーズが当社長期社債に関して勝手格付の引下げを発表しましたが、主力銀行(東海銀行、三和銀行、三井住友銀行、富士銀行)より、「ダイエーは新しい経営体制のもとフェニックスプランを着実に推進しており、主力4行はその取り組みを高く評価し、一致して全面的に支援している。今後も支援姿勢に何ら変わりはない」とのコメントが発表されております。
ムーディーズが当社に対して懸念を指摘する点については、
▼主力4行が当社の取り組みを高く評価し、全面的に支援していること。
▼中下位行からも今回の業績見通しについては了解をいただいており、支援姿勢は変らないこと。
▼取引先様からも何ら条件等の変更要請はないこと。
等からも同社が懸念する問題については、充分対応しうる条件を具備しているにもかかわらずそれを評価することなく、同社がかかる結論を一方的に導いたことについて、当社としましては決して容認できるものではありません。
よって当社は同社に対して抗議文を提出しております。
尚、格下げ対象となった無担保長期社債600億円の内
▼発行額100億円 償還期日2001年11月21日の第16回国内普通社債
▼発行額200億円 償還期日2002年 2月27日のユーロ円建て普通社債
上記社債は今年度の資金計画に織り込み済であり、残余300億円についても、2002年度、2003年度、2004年度でそれぞれ100億円ずつであり、今後の有利子負債圧縮原資でその償還は充分に可能となっております。
当社といたしましては、引き続き再生3カ年計画「フェニックスプラン」を着実に推進することにより、皆様のご理解をいただけるものと考えております。
■問い合わせ先■ダイエー <8263>
※発表日 2001年9月25日