投稿者 sanetomi 日時 2001 年 10 月 28 日 15:05:48:
同時テロによる景気の先行き不安や雇用情勢の悪化で、消費者
の倹約志向が強まっている。内閣府の意識調査では、今後半年間
にレジャー時間を「増やす」と回答した人の割合が減少。遊園地やコ
ンサートへの支出を抑える動きも目立つ。狂牛病発生の影響で、レ
ストランなどでの外食を控える傾向も出ている。
内閣府は四半期ごとにレジャー時間などに関する消費者意識を調
査。今回は同時テロ直後の9月中旬から下旬に実施した。それによ
ると、レジャー時間を増やすかどうかを示す意識指標は前回調査に
比べて2.4ポイント低下。1991年の調査開始以来の最低水準を更新
した。
サービス支出についての調査でも、10-12月期に消費支出を抑制
するとの回答が急増。コンサートや映画の入場料、遊園地やカラオケ
といった娯楽費への支出を前期よりも「減らす」とする回答が増えた。
外食費を「減らす」と回答した人の割合も前回調査より4.1ポイント上
昇した。