投稿者 sanetomi 日時 2001 年 10 月 26 日 21:14:58:
政府は26日、経済対策閣僚会議と経済財政諮問会議を開催し、雇用対策や不良債権処理など構造改革を加速する「改革先行プログラム」を協議、同プログラムの実行が主目的の約3兆円の2001年度補正予算案の概要を決定した。補正予算は11月9日に閣議決定し、国会に提出する予定。先行プログラムは、規制改革などによる雇用拡大や失業率上昇を踏まえた安全網整備、整理回収機構(RCC)の機能拡充による不良債権処理の促進などを打ち出した。また補正予算は、小泉政権の公約である国債発行30兆円枠を最優先し、国債の追加発行を1兆6800億円に抑制。内容も、景気対策を狙った公共事業主体の追加需要型とは一線を画した。
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