投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 25 日 11:30:52:
竹中経済財政担当相は、物価下落は当面続くとの認識を示したうえで、その動向は慎重にみていきたい、と述べた。
参院財政金融委員会での答弁。
今年度政府経済見通しの見直しについて、竹中経済財政担当相は、「政府経済見通し1.7%程度をかなり下回るとの認識を持っている。内閣府の独自試算として発表したい」と述べた。
発表時期については、「補正予算の国会審議までには公表したい」と述べた。
どの程度の下方修正になるかについては、「相当厳しい認識を持っている」と述べるにとどまった。
継続的な物価下落については、竹中担当相は、「国内要因、対外的要因、技術革新の要因が重なったもので、当面続く」との見通しを示した。
そのうえで、マクロ経済的には企業収益の減少などマイナスの影響があることを指摘し、「(物価下落の)動向を慎重に見ていきたい。政策的にもフォローしていく」と述べた。