投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 24 日 14:14:08:
自民、公明、保守の与党三党は24日昼、銀行の不良債権処理を促進するための整理回収機構(RCC)改革案で合意した。RCCが債権を購入してから「可能な限り3年をめど」に回収などの処分をするよう目標期限を定めた。改革案を盛り込んだ金融再生法改正案を30日にも国会に提出する。
改正案は金融界が低すぎると批判するRCCの債権購入価格を時価に改めるほか、現行法では認められていない不良債権売買の入札への参加を容認する。RCCが買い取った不良債権を早期処理するだけでなく、債務者の「再生に努める」ことも明記した。
不良債権の買い取りから処分までの期限をめぐり、自民党は「おおむね3年以内」を主張。公明党が「あまり期限を短く設定すればRCCが債権を売り急ぎ、二次損失が発生して国民負担につながる」として慎重な構えを見せていた。