四半期ごとの情報開示を検討する部会を設置へ=全銀協[東京 23日 ロイター]

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投稿者 sanetomi 日時 2001 年 10 月 23 日 20:44:05:

回答先: 特別検査の情報管理徹底を=山本全銀協会長 (jiji.com) 投稿者 sanetomi 日時 2001 年 10 月 23 日 20:30:52:



 全国銀行協会は、金融庁から要請されていた四半期ごとの情報開示について、開示項目などを検討するための部会の設置を決めたと発表した。

山本全銀協会長は、開示項目で可能なものを、速報性を重要視して行いたい、との方向性を示した。

定例会見で述べたもの。

山本会長は、四半期ベースの情報開示について、「速報的で、項目は限定的になる。できるだけ可能なものを速報性を重んじてだしていきたい」と述べた。米国や欧州の先進事例を研究した上で、今後、具体的な実施内容を決めるという。

金融庁が行う特別検査については、「(特別検査で)与信関係費用が大幅に増加し、その結果として銀行の資本が著しく毀損するということにはならない」と述べた上で、「公的資金のあらたなる注入は必要ない」との見解を示した。

また、特別検査が市場の投機的動きを引き起こすとの懸念を表明し、「自立再建しようとする企業が破たんに追い込まれる可能性もある」として、従来以上の厳格な検査結果の取り扱いを金融庁に求めている、とした。


山本会長は、米国のテロ後の米国経済について、先行きは慎重に見る必要がある、とした上で、米国の金融市場ではクレジットクランチの懸念があるとの見方を示した。さらに「世界同時不況的様相を呈しており、日本経済を取り巻く環境は一段と悪化している」と述べた。その上で、「補正予算の具体化が議論されていることは、歓迎したい」とした。


また、自ら最高経営責任者(CEO)を務めるみずほホールディングス<8305>についても触れ、特別検査による引当金の積み増しに関連して、「(9月中間決算では)みずほは総合検査が終わり、フォローアップ検査が終わったばかりなので、特別検査で新たなものが大きな金額で出るようなことはない」との見解を示した。来年3月期については、「まだ時間があるので、急激な変化が起こらないとも限らないので、その間のものがあれば3月に反映させるということになる」と述べた。

みずほホールディングスの配当政策については、「配当は充分に出来る水準にある」と述べたもの、「現時点で(配当の有無は)確定できない」とした。



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