投稿者 sanetomi 日時 2001 年 10 月 23 日 19:22:16:
23日の国債市場は、代表的な長期金利である新発十年国債(2
34回債、表面利率1・4%)の終値利回りが前日比0・030%低下
し1・325%となった。終値ベースで8月16日以来約2カ月ぶりの
低水準。
財務省がこの日実施した11月発行の十年国債の入札で「幅広い
投資家の需要が確認できた」(証券会社)ことから、買い安心感が
広がった。ただ、市場では「補正予算額が見込みより膨らむ可能性
が高いため、長期金利の低下余地は限定的」(外資系証券)との声
が聞かれた。
このところ、財政拡大や国債格下げ懸念などから投資家は積極
的な国債投資を手控え気味。一方、カネ余りを背景に消去法的な
国債買いが続き、長期金利は1・3%台後半から1・4%台前半で推
移していた。 (了)
#まだ消化されているようで。