投稿者 sanetomi 日時 2001 年 10 月 19 日 21:43:30:
経済財政諮問会議(議長・小泉首相)は19日の会合で、雇用対策や不良債権処理など当面優先的に行うべき施策をまとめた「改革先行プログラム」と、その予算的な裏付けとなる2001年度補正予算案の概要を了承した。この結果、2001年度の新規国債発行額を30兆円以下に抑えるという政府の目標は現時点では堅持された。
ただ、諮問会議の民間メンバーからは「経済が悪循環に陥らないような目配りが必要だ」などと景気への配慮を求める声が相次いだ。
これを受けて、小泉首相は「世界経済の先行きが不透明な中で、様々な状況の変化に新たな政策対応ができるようあらかじめ検討する必要がある」と述べ、米同時テロが景気に与える影響などを念頭に置いた上で、2次補正予算の編成などを検討する可能性を示唆した。
了承された補正予算案は歳出総額が3兆円で、そのうち1兆円を改革先行プログラムの実施に充てている。また、狂牛病対策及び緊急テロ等対策費として500億円強を計上している。
政府は11月9日に補正予算案を臨時国会に提出する見通しだ。 (10月19日21:22)
# 2次補正予算の編成はあるでしょう。