投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 19 日 13:47:12:
竹中平蔵・経済財政担当相は19日朝、閣議後の記者会見で、今日の経済財政諮問会議では構造改革の先行プログラムと補正予算を議論するとしたうえで「(補正予算の規模について)議員それぞれが違った意見を持っており、それを集約していく。大変重要な会議になると思う」と述べ、国債30兆円枠に対する異論も含め、補正予算に対する諮問会議としての意見を集約していく意向を示した。
また「テロ以降の変化していく状況を補正予算に織り込むのは困難。まずテロ以前の状況に基づいて雇用を中心とする必要な予算措置をとることが必要」と強調。同時テロの影響については改めて「柔軟に対応する余地を残すことが重要」と述べた。閣僚などから今年度経済成長がマイナスでもやむをえないとの声が出ていることについては「米の成長率が2四半期連続でマイナスになる可能性があるような中で、もともと基盤の弱い日本経済がマイナス成長になることは残念だけれども、いたしかたない面もある」と話した。