投稿者 sanetomi 日時 2001 年 10 月 18 日 16:40:03:
みずほフィナンシャルグループは、富士銀行の子会社である安田信託銀行について、来年4月に立ち上げる「みずほ銀行」と「みずほコーポレート銀行」の2行が富士銀から株式を引き継ぎ、傘下に置く方針を固めた。個人や中小企業が主な取引対象のみずほ銀と大企業取引が中心のコーポレート銀の両方の傘下とすることで、安田信託が持つ不動産業務や遺言信託の機能を幅広い顧客層に提供する狙いだ。
安田信託の発行済み株式の約6割は現在、富士銀が保有している。この株式を、来年4月に第一勧業、富士、日本興業の3銀行が分割・合併して誕生するみずほ銀とコーポレート銀の2行に、ほぼ半分ずつ引き継ぐ。同時に、社名も改め「みずほアセット信託銀行」とする方向で検討中。これまで安田信託は来年4月以降の資本構成やグループ内での位置づけが不明確だったが、名実ともにみずほグループの一員となる。