投稿者 sanetomi 日時 2001 年 10 月 18 日 16:36:56:
日銀の藤原作弥副総裁は18日朝、参院財政金融委員会に参考人として出席し、追加金融緩和策の一つとして長期国債の買い入れ額を現在の月6000億円から増額する可能性について「必要性が認められた場合に増額ということで、それは今後の方針もそのようになると思う」と述べ、銀行券の発行残高を上限として買い入れの増額を行っていく姿勢を示した。
藤原副総裁は、3月に量的緩和政策に金融調節の方針を切り替えた際、当座預金を円滑に供給する上で必要と判断される場合に限り長期国債の買い入れ増額を行うことになったことを指摘。「買い入れは銀行券の伸びにほぼ見合うという考え方が前提となる」と説明した上で、「そういう条件の下で国債買い切りオペの政策を今後とも進めていく所存だ」と話した。入澤肇(自保)氏への答弁。